加賀恭一郎が日本橋にこだわった理由が判明し、解決する作品。だけどここで終わらず続いて欲しい。『麒麟の翼』や『赤い指』などに続く期待の作品です。今住んでいるのが仙台市宮城野区で自分の通っている病院名、頻繁に出向く地名などがよく登場するので、自分の入り込み方もいつも以上。 加賀恭一郎の母が家を出てからどんな暮らしを送っていたのか、はたまた様々な殺人に絡んでくる浅居親娘の数奇な運命、全国各地の原子力発電所など。一気に読み終わるまで本を手放せなくなりました。 作者も細かい取材をしたからこそ、加賀恭一郎の細部まで見逃さない鋭い視点に繋がったのだろうなと思いました。『容疑者xXの献身』を思わせるストーリー仕立て。