「汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう」 中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・チュンルは、占い師の予言を信じ、己の人生を力強く切り開いていく。 自らの手でシンボルを切り捨て宦官となり、出世街道を進むその先に待ち受けていたものは果たして何んだったのか? 感動のラストまで一気読みですね!さすが浅田次郎です。