言わずと知れた名作ですが、タイトルの重みやページの厚さに敬遠している人も多いのでは。かく言う私がそうだったのですが、読み終えた今、「こんなに面白いなら、もっと早く読んでおけばよかった…」という気持ちでいっぱいです。 過去と未来を行ったり来たりしながら物語られるため、最初は戸惑うのですが、ひとつひとつのエピソードが鮮明かつ魅力的なので、ぐんぐん引き付けられてしまいます。 未読の人、思い立ったが吉日です!ぜひページをめくってみてください。
表紙を見てのとおり、一冊まるまる耽美で濃厚な雰囲気でした。こういうのが好きな方も多いのでしょうが、私には少々濃すぎました(^^;) 同じドール専門誌の『Dolly*Dolly』と比べて、オタクっぽくなく読み物として面白いのが本誌の特長だと思ってきたのですが、最近とっつきにくくて残念です。
四台悲劇の中でも最も短い作品なので、気軽に読めます。それでいて味わい深いです。不穏な雰囲気にゾクゾクさせられます。400年も前の作品でありながら、現代に通じるテーマがこめられています。 『マクベス』は複数出版されていますが、この角川文庫版は注釈が詳しく、金子國義のカバーイラストも素敵なのでオススメです。
男性ドールには全く興味がないものの、創刊号からずっと読んでいるので、惰性で買ってみました。 すると、なかなかどうして、思ったより面白かったです。掲載されている服もお洒落。ユノアのは男女兼用とのことで、なるほど女の子に着せても似合いそうでした。
浅野作品といえば『おやすみプンプン』は好きなのですが、その他の作品は今ひとつピンと来ず、この短篇集も正直あまり期待していませんでした。 ところが、なかなかどうして!粒ぞろいの短編が揃っています。井上雄彦の影響が強すぎるのが気になりますが、絵が上手く、特に女の子の表情が素晴らしいです。 収録作品のどれもが、並の作家では漫画に表現することが困難であろう、一瞬の微妙な感情を見事に描き出しています。 巻末には作者本人による解説も収録されており、読み応えのある一冊でした。
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百年の孤独
言わずと知れた名作ですが、タイトルの重みやページの厚さに敬遠している人も多いのでは。かく言う私がそうだったのですが、読み終えた今、「こんなに面白いなら、もっと早く読んでおけばよかった…」という気持ちでいっぱいです。 過去と未来を行ったり来たりしながら物語られるため、最初は戸惑うのですが、ひとつひとつのエピソードが鮮明かつ魅力的なので、ぐんぐん引き付けられてしまいます。 未読の人、思い立ったが吉日です!ぜひページをめくってみてください。
Dollybird Vol.12
表紙を見てのとおり、一冊まるまる耽美で濃厚な雰囲気でした。こういうのが好きな方も多いのでしょうが、私には少々濃すぎました(^^;) 同じドール専門誌の『Dolly*Dolly』と比べて、オタクっぽくなく読み物として面白いのが本誌の特長だと思ってきたのですが、最近とっつきにくくて残念です。
新訳 マクベス
四台悲劇の中でも最も短い作品なので、気軽に読めます。それでいて味わい深いです。不穏な雰囲気にゾクゾクさせられます。400年も前の作品でありながら、現代に通じるテーマがこめられています。 『マクベス』は複数出版されていますが、この角川文庫版は注釈が詳しく、金子國義のカバーイラストも素敵なのでオススメです。
Dollybird(vol.11)
男性ドールには全く興味がないものの、創刊号からずっと読んでいるので、惰性で買ってみました。 すると、なかなかどうして、思ったより面白かったです。掲載されている服もお洒落。ユノアのは男女兼用とのことで、なるほど女の子に着せても似合いそうでした。
世界の終わりと夜明け前
浅野作品といえば『おやすみプンプン』は好きなのですが、その他の作品は今ひとつピンと来ず、この短篇集も正直あまり期待していませんでした。 ところが、なかなかどうして!粒ぞろいの短編が揃っています。井上雄彦の影響が強すぎるのが気になりますが、絵が上手く、特に女の子の表情が素晴らしいです。 収録作品のどれもが、並の作家では漫画に表現することが困難であろう、一瞬の微妙な感情を見事に描き出しています。 巻末には作者本人による解説も収録されており、読み応えのある一冊でした。