挑戦的な(というか不謹慎な)タイトルにまず拒否感を持つ人が多いでしょう。私も、京極ファンでなければ買ってません。で、中身ですが、すごい引力で引き込まれました。6部構成で各部の主人公が「ある男」と会話をすることになるのですが、読者が主人公目線で読み進むと、各部の最後に断罪されてしまいます。読後は、気持ちの中に重苦しい何かが残ります。人が一人死んでますがその犯人当てはどうでもよくて、全体通すと、「ある男」はなぜあちこちでこんなことをしているのか?を解き明すミステリーです。読者を選ぶ小説ですが、同作者の「厭な小説」にはまった人であれば、買って損はありません。 ちなみにタイトルは、悪意を持った相手に対する陰口ではありません。読んで字のごとく、○○すればいいのにというアドバイスです。
上巻後半で盛り上がったところで、ぐいぐい進むかと思いきや、また中だるみします。上巻前半のダラダラは上巻後半との落差を際立たせる憎い演出、だと思いましたが、中巻以降はもう少しテンポ良く進めて欲しかった。
最初はダラダラした小説にしか見えませんが、計算づくの「のどかな平和」の演出です。上巻後半で血塗られた世界の成り立ちが明かされるとともに、物語が一気に進み始めます。この上巻を読んだら、次に進まずにはいられない。
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文庫版 死ねばいいのに
挑戦的な(というか不謹慎な)タイトルにまず拒否感を持つ人が多いでしょう。私も、京極ファンでなければ買ってません。で、中身ですが、すごい引力で引き込まれました。6部構成で各部の主人公が「ある男」と会話をすることになるのですが、読者が主人公目線で読み進むと、各部の最後に断罪されてしまいます。読後は、気持ちの中に重苦しい何かが残ります。人が一人死んでますがその犯人当てはどうでもよくて、全体通すと、「ある男」はなぜあちこちでこんなことをしているのか?を解き明すミステリーです。読者を選ぶ小説ですが、同作者の「厭な小説」にはまった人であれば、買って損はありません。 ちなみにタイトルは、悪意を持った相手に対する陰口ではありません。読んで字のごとく、○○すればいいのにというアドバイスです。
新世界より(中)
上巻後半で盛り上がったところで、ぐいぐい進むかと思いきや、また中だるみします。上巻前半のダラダラは上巻後半との落差を際立たせる憎い演出、だと思いましたが、中巻以降はもう少しテンポ良く進めて欲しかった。
新世界より(上)
最初はダラダラした小説にしか見えませんが、計算づくの「のどかな平和」の演出です。上巻後半で血塗られた世界の成り立ちが明かされるとともに、物語が一気に進み始めます。この上巻を読んだら、次に進まずにはいられない。