この本は、大阪南部出身の2人による、大阪についての対談がメインの本です。 コンセプトはとても面白く、また外装なんかもオシャレでかわいいのですが、内容はドギツい大阪感が満載です。 ドギツい大阪感に慣れてない人は「ウッッ」っとなります。 私も大阪の人間ですが、北摂なので、大阪南部のディープ大阪出身の2人の会話内容には「ウッッ」っとなりました。 また、対談の中で、大阪を関西以外の地方都市と比較して評価する場面が何度か出てきます。 2人とも大阪内部のことは当然よく分かっていますが、関西以外の地方都市のことを知らなさすぎます。 そのため、大阪を客観視できていないと感じました。 著者は、「関西以外の地方をよく訪れる」と述べていますが、旅行で訪れるのと住むのとでは全然違います。 私は大阪以外の地方にも居住経験がありますが、「それって大阪以外にもあてはまるんだけどな」と感じる部分が本書内に多々ありました。 あと、2人とも東京と関西以外の地方を下に見ているのが鼻につきました。 東京と関西以外の地方を知っていたら、「大阪だけが特別じゃないよ」と気づくと思いますが、この2人はまだそこに気付いていないようです。 とはいえ、地元民ならではの目線で大阪のことを深く掘り下げていて、面白かったです。
面白かったです。 大阪をはじめ、関西の文化・風俗について独自の視点で掘り下げられています。 「京都ぎらい」や「京都まみれ」もそうでしたが、この作者は一般大衆とは違ったものの見方を提示してくれるので、読むと新たな発見があります。 ただ、他の方もレビューに書いているとおり、重複が多いです。 同じことの繰り返しが本書内にあまりに多いので、ページ数のわりに、内容としては薄いです。 ページ稼ぎでしょうか?
昨今の新型コロナ感染拡大の状況下において、自分の医学知識の乏しさを痛感したので、勉強のために購入しました。 医療のあれこれを、初心者にも分かりやすく丁寧に説明してあり、医療に関する実用的な知見を多数得られたので、読んで良かったです。 ただ、全体を通して、著者は医療初心者や患者を下に見てバカにしているように感じました。 そういったことに対して不快感を感じない方にはオススメです。
読んだ時間が無駄だった。 どこかで聞いたことのあるような、よくある読書賛美の意見が書き連ねてあるだけ。 それも、読書することの優位性についての客観的事実に関してはほぼ記述がなく、ほとんどが「読書したらこんないいことがあると思う」という曖昧な見解ばかり。 また、「本を読むと幅広い知識が身につく。例えば、文系の人間でも理系の学問を理解できる」ということの例示として、p.98で文系出身の著者が物理学の有名な方程式について説明する箇所があるが、この部分で、物理学に関する著者の認識に、理系出身者なら誰でも分かるような基礎的な誤りが複数見受けられる。皮肉にも、いくら本を読んでも文系出身者は物理学の基礎すら理解できないということの証明になってしまっている。 読書好きな私としてはガッカリした。 平易な文でひたすら読書の良さをアピールしているのだけの本なので、小学校高学年~中学生くらいの子供に「読書=良いこと」と洗脳するためにはもってこいの一冊だと思う。 ただ、ある程度読書習慣のある大人にとっては、ただの時間の無駄になる一冊。
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大阪的
この本は、大阪南部出身の2人による、大阪についての対談がメインの本です。 コンセプトはとても面白く、また外装なんかもオシャレでかわいいのですが、内容はドギツい大阪感が満載です。 ドギツい大阪感に慣れてない人は「ウッッ」っとなります。 私も大阪の人間ですが、北摂なので、大阪南部のディープ大阪出身の2人の会話内容には「ウッッ」っとなりました。 また、対談の中で、大阪を関西以外の地方都市と比較して評価する場面が何度か出てきます。 2人とも大阪内部のことは当然よく分かっていますが、関西以外の地方都市のことを知らなさすぎます。 そのため、大阪を客観視できていないと感じました。 著者は、「関西以外の地方をよく訪れる」と述べていますが、旅行で訪れるのと住むのとでは全然違います。 私は大阪以外の地方にも居住経験がありますが、「それって大阪以外にもあてはまるんだけどな」と感じる部分が本書内に多々ありました。 あと、2人とも東京と関西以外の地方を下に見ているのが鼻につきました。 東京と関西以外の地方を知っていたら、「大阪だけが特別じゃないよ」と気づくと思いますが、この2人はまだそこに気付いていないようです。 とはいえ、地元民ならではの目線で大阪のことを深く掘り下げていて、面白かったです。
大阪的
面白かったです。 大阪をはじめ、関西の文化・風俗について独自の視点で掘り下げられています。 「京都ぎらい」や「京都まみれ」もそうでしたが、この作者は一般大衆とは違ったものの見方を提示してくれるので、読むと新たな発見があります。 ただ、他の方もレビューに書いているとおり、重複が多いです。 同じことの繰り返しが本書内にあまりに多いので、ページ数のわりに、内容としては薄いです。 ページ稼ぎでしょうか?
医者が教える正しい病院のかかり方
昨今の新型コロナ感染拡大の状況下において、自分の医学知識の乏しさを痛感したので、勉強のために購入しました。 医療のあれこれを、初心者にも分かりやすく丁寧に説明してあり、医療に関する実用的な知見を多数得られたので、読んで良かったです。 ただ、全体を通して、著者は医療初心者や患者を下に見てバカにしているように感じました。 そういったことに対して不快感を感じない方にはオススメです。
読書する人だけがたどり着ける場所
読んだ時間が無駄だった。 どこかで聞いたことのあるような、よくある読書賛美の意見が書き連ねてあるだけ。 それも、読書することの優位性についての客観的事実に関してはほぼ記述がなく、ほとんどが「読書したらこんないいことがあると思う」という曖昧な見解ばかり。 また、「本を読むと幅広い知識が身につく。例えば、文系の人間でも理系の学問を理解できる」ということの例示として、p.98で文系出身の著者が物理学の有名な方程式について説明する箇所があるが、この部分で、物理学に関する著者の認識に、理系出身者なら誰でも分かるような基礎的な誤りが複数見受けられる。皮肉にも、いくら本を読んでも文系出身者は物理学の基礎すら理解できないということの証明になってしまっている。 読書好きな私としてはガッカリした。 平易な文でひたすら読書の良さをアピールしているのだけの本なので、小学校高学年~中学生くらいの子供に「読書=良いこと」と洗脳するためにはもってこいの一冊だと思う。 ただ、ある程度読書習慣のある大人にとっては、ただの時間の無駄になる一冊。