貫井徳郎さんの本はいろいろ読んできましたが、最新の文庫版ということで期待して購入しました。 多くの小市民たちのモラルのない行動の積み重ねが、やがて大事故に繋がっていくというストーリー展開に、心魅かれるものがあります。 非現実的なキャラクターが登場する楽しい謎解き小説もたまには悪くはないですが、東野圭吾作品にも見られるように、小説の魅力の一つに、緻密な人物描写と、現代社会の矛盾を問うような力強さがないと作品としての迫力に欠けると思うので、そういう意味でこの作品はまさに今の時代に必要とされる小説であると言えるでしょう。 ただ残念だったのは、主要な登場人物の思考回路や行動に、共感は得られたものの、切迫感という点ではやや物足りなさを感じ、終盤で一気に読み進められなかった面があったので★1つ減らしました。 ですが、それを差し引いても、自分自身の普段の生活の心がけに対する意識まで変化をもたらしてしまいそうな、中味の濃い大人向けの作品です。
ここ数年注目されている著者の短編集。 読みやすく、そしていかにも小説らしい、異世界へと誘われる作品集でした。 米澤氏の作品は、決して奇を衒うわけではなくとも、予測のつかない終わり方をするものが多いように思えて、それが著者の個性に繋がっていると思います。 これからも期待しています。
とても読みやすく、読み始めたらあっという間でした。 著者の本は自分にとって2冊目でしたが、柔和な文体に秘められた確固たる主張に共感でき、とても楽しく読めました。 知的好奇心に満ち溢れる、感性豊かな若い方には、性別を問わずにおすすめです。
近所の書店で平積みされていて、タイトルも面白そうだったので購入したが、正直つまらなく、途中でやめました。 大型書店の日常を悲喜交々に書き綴るエッセイという企画なのでしょうが、とにかく文体が乱雑で読みづらいし、笑わせどころも外し気味で、ブログならともかく書籍としてはちょっとどうなんでしょうか、という気がしました。 書店員が暇潰しと話題作りの為に読む本かな。
期間限定の特別価格でプレミアムサービスを体験
あなたのビジネスを次のレベルへ
© Copyright 2025, All Rights Reserved
乱反射
貫井徳郎さんの本はいろいろ読んできましたが、最新の文庫版ということで期待して購入しました。 多くの小市民たちのモラルのない行動の積み重ねが、やがて大事故に繋がっていくというストーリー展開に、心魅かれるものがあります。 非現実的なキャラクターが登場する楽しい謎解き小説もたまには悪くはないですが、東野圭吾作品にも見られるように、小説の魅力の一つに、緻密な人物描写と、現代社会の矛盾を問うような力強さがないと作品としての迫力に欠けると思うので、そういう意味でこの作品はまさに今の時代に必要とされる小説であると言えるでしょう。 ただ残念だったのは、主要な登場人物の思考回路や行動に、共感は得られたものの、切迫感という点ではやや物足りなさを感じ、終盤で一気に読み進められなかった面があったので★1つ減らしました。 ですが、それを差し引いても、自分自身の普段の生活の心がけに対する意識まで変化をもたらしてしまいそうな、中味の濃い大人向けの作品です。
儚い羊たちの祝宴
ここ数年注目されている著者の短編集。 読みやすく、そしていかにも小説らしい、異世界へと誘われる作品集でした。 米澤氏の作品は、決して奇を衒うわけではなくとも、予測のつかない終わり方をするものが多いように思えて、それが著者の個性に繋がっていると思います。 これからも期待しています。
街場のメディア論
とても読みやすく、読み始めたらあっという間でした。 著者の本は自分にとって2冊目でしたが、柔和な文体に秘められた確固たる主張に共感でき、とても楽しく読めました。 知的好奇心に満ち溢れる、感性豊かな若い方には、性別を問わずにおすすめです。
書店繁盛記
近所の書店で平積みされていて、タイトルも面白そうだったので購入したが、正直つまらなく、途中でやめました。 大型書店の日常を悲喜交々に書き綴るエッセイという企画なのでしょうが、とにかく文体が乱雑で読みづらいし、笑わせどころも外し気味で、ブログならともかく書籍としてはちょっとどうなんでしょうか、という気がしました。 書店員が暇潰しと話題作りの為に読む本かな。