歌舞伎の名門と言われる人々の、芸の影の努力と苦労がよくわかります。 上巻の若者たちの苦労や努力、成長の下巻でもあります。 まるで壮大な一大映画のように、圧倒される筆致で進む下巻。 主人公を囲む人たちの描写や役者の女房の成長や心意気など、 丁寧で飽きさせない章立て（幕間）もさすがです。 歌舞伎の舞台の光や音色、香りまでもが感じるられる作者の筆の巧みさ深さ。 吉田修一氏の本はすべて読んでいますが、国宝は神々しいまでの小説です。 演目の解説のように綴られる語り手の筆致も、とてもやわらかく心地よいです。 読書が好きで良かったと思わせてくれる1冊です。 あとがきの歌舞伎の演目の解説は興味深く、 踊りの描写と合わせて最初に読んでもいいかなと思いました。
朝日新聞紙上、一番の新聞小説。 文庫本になって、更に深く楽しみました。 映像が豪華に脳裏に浮かび、まるで映画を観るように読めて、 三味や太鼓の音が聞こえる、そして香りや陰影すら感じる、 一気読み必須の本です。
90歳の母に購入。 歌詞が良く見えないようですが、見知った曲を 次々と一人で手に取り歌っています。 母と一緒に歌う時間を大切にしたいと思います。 願わくば、国民歌謡や戦時中に流行った歌が あったらいいな、と思い星つにしました。 届いたら、以前買ったのと同じ、片づけられていたようです（笑）
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国宝 下 花道篇
歌舞伎の名門と言われる人々の、芸の影の努力と苦労がよくわかります。 上巻の若者たちの苦労や努力、成長の下巻でもあります。 まるで壮大な一大映画のように、圧倒される筆致で進む下巻。 主人公を囲む人たちの描写や役者の女房の成長や心意気など、 丁寧で飽きさせない章立て（幕間）もさすがです。 歌舞伎の舞台の光や音色、香りまでもが感じるられる作者の筆の巧みさ深さ。 吉田修一氏の本はすべて読んでいますが、国宝は神々しいまでの小説です。 演目の解説のように綴られる語り手の筆致も、とてもやわらかく心地よいです。 読書が好きで良かったと思わせてくれる1冊です。 あとがきの歌舞伎の演目の解説は興味深く、 踊りの描写と合わせて最初に読んでもいいかなと思いました。
国宝 上 青春篇
朝日新聞紙上、一番の新聞小説。 文庫本になって、更に深く楽しみました。 映像が豪華に脳裏に浮かび、まるで映画を観るように読めて、 三味や太鼓の音が聞こえる、そして香りや陰影すら感じる、 一気読み必須の本です。
思い出の童謡・唱歌200
90歳の母に購入。 歌詞が良く見えないようですが、見知った曲を 次々と一人で手に取り歌っています。 母と一緒に歌う時間を大切にしたいと思います。 願わくば、国民歌謡や戦時中に流行った歌が あったらいいな、と思い星つにしました。 届いたら、以前買ったのと同じ、片づけられていたようです（笑）