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2019年「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR、第1位! 池井戸潤が描く、感動のリベンジ物語。 大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人。 とある大型案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、 同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。 かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。 巨額の赤字を垂れ流していた。 アストロズを再生せよーー。 ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。 2019年、TBS日曜劇場で日本中を熱狂させたドラマ原作、待望の文庫化!
レビュー(57件)
テレビドラマで見ましたが、原作の方がやっぱり深いですね。大筋はぶれてなかったですけどやっぱり、池井戸さんって感じで一気に読めて胸がすっとしますね。買ってよかったです。
大泉洋が君嶋隼人を演じたTVドラマは、米津玄師の主題歌との相乗効果もあって大いに楽しめたが、この原作も負けずに面白かった。ただ浜畑にはTVドラマぐらい活躍して欲しかったかな。個人的には滝川桂一郎が好みだが、TVドラマの影響かもしれない。 池井戸潤の作品には外れがないので、今後も期待したい。
文庫本の発売を楽しみにしていました。 ドラマを見ていたのであっという間に読み終えてしまいました。おもしろかったです。
ドラマを観たこともあり、あっという間に引き込まれ、2日で読み終えました。実に面白いです。
いつものパターン
池井戸作品のいつものパターンです。 社内に敵がいるけど必ず弱みがあって、なぜか主人公はうまく弱みをつかんで最後には倒す。 リアルでは相手にそんな弱みないからファンタジーですな。 ラグビー部もすぐ強くなっちゃうし、協会も急に改心するし、何もかもうまくいきすぎで、ちょっと白けちゃいました。