●オリンピックや万博で盛り上がっている中国ですが、 今やまさに中国の時代かもしれません。 ただしこの小説は10年以上前に発表されており、昨今の 中国ネタに便乗したものではないようです。 清王朝の崩壊期を舞台に、エリートの権化、天をも動かす 「士大夫」の誇りと宦官の意地が絡み合って物語はテンポ よく展開します。 信念に基づいて行動したかっこいい男達の生き様を満喫 できました。 それにしても同時代の日本の先輩諸氏は偉かったとつく づく思います。 国政の舵取りを誤れば、清同様に帝国主義の餌食になって 100年はロスしていたことでしょうから・・ 浅田さんの小説で最も面白いと感じた「天切り松闇がたり」 を★5つとすると、本シリーズは★4つくらいの印象です。
●アンソニーロビンスに興味があると言うよりは 本田健さんに惹かれて読んでみました。 奇抜なエピソード等はなく、ニューソート系の古典的 な内容であっさりした印象です。 この手の啓発書をたくさん読んだ方にも復習がてらに ヨロシイかなと思います。
●ここのところ、ドキュメンタリー風の 小説ばかりを読んでいたので、たまには 大自然を題材とした作品もいいかな？・・ とたいして期待もせず、読んでみたら マタギの生活にドップリ浸れて、あら面白い！ 久しぶりの一気読み。 この作者の最高傑作というフレコミでしたが、 他の著作も読んでみたくなりました。
●舞台となる極貧の島では難破した船の積荷を 村ぐるみで生きるために組織的に略奪してきま したが、あるときとんでもない荷を得てしまい ます・・。 罪とは何か、罰とは何か？テーマは重いですが、 一気に読んでしまいました。 つい70年前までは軍国主義で敵国の人間を多く 殺傷した者が英雄であったように、ひとは置か れた環境でよくも悪くも価値観を形成していく ものだなと痛感しました。
●無人島へ漂流し、そこから脱出するまでの 壮絶な格闘記録です。 生きてることのありがたさを痛感しました。 辛いことは誰にでもあるでしょうが、絶対に 希望を絶やさず、粘りに粘ることの大切さを 教えてもらえます。 勇気とガッツが湧いてくるお奨めの一冊。
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蒼穹の昴 3
●オリンピックや万博で盛り上がっている中国ですが、 今やまさに中国の時代かもしれません。 ただしこの小説は10年以上前に発表されており、昨今の 中国ネタに便乗したものではないようです。 清王朝の崩壊期を舞台に、エリートの権化、天をも動かす 「士大夫」の誇りと宦官の意地が絡み合って物語はテンポ よく展開します。 信念に基づいて行動したかっこいい男達の生き様を満喫 できました。 それにしても同時代の日本の先輩諸氏は偉かったとつく づく思います。 国政の舵取りを誤れば、清同様に帝国主義の餌食になって 100年はロスしていたことでしょうから・・ 浅田さんの小説で最も面白いと感じた「天切り松闇がたり」 を★5つとすると、本シリーズは★4つくらいの印象です。
一瞬で自分を変える法
●アンソニーロビンスに興味があると言うよりは 本田健さんに惹かれて読んでみました。 奇抜なエピソード等はなく、ニューソート系の古典的 な内容であっさりした印象です。 この手の啓発書をたくさん読んだ方にも復習がてらに ヨロシイかなと思います。
邂逅の森
●ここのところ、ドキュメンタリー風の 小説ばかりを読んでいたので、たまには 大自然を題材とした作品もいいかな？・・ とたいして期待もせず、読んでみたら マタギの生活にドップリ浸れて、あら面白い！ 久しぶりの一気読み。 この作者の最高傑作というフレコミでしたが、 他の著作も読んでみたくなりました。
破船
●舞台となる極貧の島では難破した船の積荷を 村ぐるみで生きるために組織的に略奪してきま したが、あるときとんでもない荷を得てしまい ます・・。 罪とは何か、罰とは何か？テーマは重いですが、 一気に読んでしまいました。 つい70年前までは軍国主義で敵国の人間を多く 殺傷した者が英雄であったように、ひとは置か れた環境でよくも悪くも価値観を形成していく ものだなと痛感しました。
漂流
●無人島へ漂流し、そこから脱出するまでの 壮絶な格闘記録です。 生きてることのありがたさを痛感しました。 辛いことは誰にでもあるでしょうが、絶対に 希望を絶やさず、粘りに粘ることの大切さを 教えてもらえます。 勇気とガッツが湧いてくるお奨めの一冊。