友人から、「面白いから一度読んでみろ」と勧められ、購入したなかの1冊。 遠藤周作の作品は、小難しくて……と敬遠していたのですが、孤狸庵先生のお話は、非常に面白い。 行き詰ったときに、気持ちを楽にしてくれる、そんなエッセイ集なので、ちょっと心が疲れたときに、読んでみては?
先日、友人に「遠藤周作のエッセイは面白いぞ」と勧められて、早速チェックし、購入した中の1冊。 題名が奇抜なところに惹かれたのですが、狸里庵流手紙の書き方指南書といった感じで、非常に面白く、また、手紙を書く際に参考になります。 没後に発見された、未発表原稿だったとのことですが、メール時代の今だからこそ、手紙のありがたさを再認識できる一冊だと思います。
日中両国では、よく「歴史認識が異なる」と言われますが、正直なところ、「(近代)中国建国の歴史」については学校でもあまり習った記憶がありませんでした。 この夏、たまたま中国へ旅行に行くこともあり、ちょっと勉強してみようと思って読んでみました。 さすが「池上解説」、非常に読みやすかったのですが、建国当時の影の歴史を知って、愕然としました。私自身、そのようなことを知らないまま、職場や街中で中国の方たちと接していたことを思うと、複雑な気持ちでした。 あまり深刻に考えすぎるのは、良くないと思いますが、今後益々身近になっていく隣国のことを、もう少し勉強したほうが良いのではないかと考えさせられました。 ちなみに、旅行では旅順の203高地に行ってきたのですが、日露戦争の激戦区とあって、中国語はもちろん日・露・韓の4ヶ国語で簡単な説明がありました。 旅順港を見渡せる高台と有って、展望台として中国人観光客も訪れているようでしたが、その一角には「銘記歴史,勿忘国恥(この歴史を肝に銘じて、国の恥を忘れるな)」の看板が。資料館の写真も、農村の被害を強調していました。 ここには、旧日本軍の建立した慰霊塔が有るのですが、同行した中国人の友人に「その前で記念写真を撮ろう」と言ったところ、「私は中国人ですから」と拒否。図らずも、歴史認識の違いを体験することになりました。
数々のテレビ番組で、毎回分かりやすい解説をしてくれる、池上さん。ご本人が、どのようなことを心掛けて、解説(お話)をしているか、そのコツが示されており、非常に勉強になります。 現在の活躍ぶりからは想像できませんが、初めてニュースキャスターとして原稿を読むことになった際、「足が震えていた」とのこと。その後、工夫と実践を重ねてきた方法が説かれているので、その内容は「なるほど……」と思うものばかり。参考になります! ご自身が技のひとつとして提唱するだけあって、図解も豊富かつ的確だと思います。 また、コラムがいくつか掲載されていますが、まずはこのコラムを読むだけでも、ポイントは掴めると思います。(かく言う私も、1回目はそんな読み方でした) 練習ポイントなども挙げて有りますので、何人かで一緒に読んで、練習&互いに評価という楽しみ方もできるかもしれませんね。
やさしめの文体で、身近な話題が取り上げられており、中国語のテキストとしても、適していると思います。 CDテキストもあり、目と耳両方から学べます。 ただ、本文にピンインが併記されていると、もっと良かったのではないでしょうか。
期間限定の特別価格でプレミアムサービスを体験
あなたのビジネスを次のレベルへ
© Copyright 2025, All Rights Reserved
ぐうたら人間学 狐狸庵閑話
友人から、「面白いから一度読んでみろ」と勧められ、購入したなかの1冊。 遠藤周作の作品は、小難しくて……と敬遠していたのですが、孤狸庵先生のお話は、非常に面白い。 行き詰ったときに、気持ちを楽にしてくれる、そんなエッセイ集なので、ちょっと心が疲れたときに、読んでみては?
十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。
先日、友人に「遠藤周作のエッセイは面白いぞ」と勧められて、早速チェックし、購入した中の1冊。 題名が奇抜なところに惹かれたのですが、狸里庵流手紙の書き方指南書といった感じで、非常に面白く、また、手紙を書く際に参考になります。 没後に発見された、未発表原稿だったとのことですが、メール時代の今だからこそ、手紙のありがたさを再認識できる一冊だと思います。
そうだったのか! 中国
日中両国では、よく「歴史認識が異なる」と言われますが、正直なところ、「(近代)中国建国の歴史」については学校でもあまり習った記憶がありませんでした。 この夏、たまたま中国へ旅行に行くこともあり、ちょっと勉強してみようと思って読んでみました。 さすが「池上解説」、非常に読みやすかったのですが、建国当時の影の歴史を知って、愕然としました。私自身、そのようなことを知らないまま、職場や街中で中国の方たちと接していたことを思うと、複雑な気持ちでした。 あまり深刻に考えすぎるのは、良くないと思いますが、今後益々身近になっていく隣国のことを、もう少し勉強したほうが良いのではないかと考えさせられました。 ちなみに、旅行では旅順の203高地に行ってきたのですが、日露戦争の激戦区とあって、中国語はもちろん日・露・韓の4ヶ国語で簡単な説明がありました。 旅順港を見渡せる高台と有って、展望台として中国人観光客も訪れているようでしたが、その一角には「銘記歴史,勿忘国恥(この歴史を肝に銘じて、国の恥を忘れるな)」の看板が。資料館の写真も、農村の被害を強調していました。 ここには、旧日本軍の建立した慰霊塔が有るのですが、同行した中国人の友人に「その前で記念写真を撮ろう」と言ったところ、「私は中国人ですから」と拒否。図らずも、歴史認識の違いを体験することになりました。
わかりやすく〈伝える〉技術
数々のテレビ番組で、毎回分かりやすい解説をしてくれる、池上さん。ご本人が、どのようなことを心掛けて、解説(お話)をしているか、そのコツが示されており、非常に勉強になります。 現在の活躍ぶりからは想像できませんが、初めてニュースキャスターとして原稿を読むことになった際、「足が震えていた」とのこと。その後、工夫と実践を重ねてきた方法が説かれているので、その内容は「なるほど……」と思うものばかり。参考になります! ご自身が技のひとつとして提唱するだけあって、図解も豊富かつ的確だと思います。 また、コラムがいくつか掲載されていますが、まずはこのコラムを読むだけでも、ポイントは掴めると思います。(かく言う私も、1回目はそんな読み方でした) 練習ポイントなども挙げて有りますので、何人かで一緒に読んで、練習&互いに評価という楽しみ方もできるかもしれませんね。
小点心
やさしめの文体で、身近な話題が取り上げられており、中国語のテキストとしても、適していると思います。 CDテキストもあり、目と耳両方から学べます。 ただ、本文にピンインが併記されていると、もっと良かったのではないでしょうか。